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干し柿 覚え書き

2022年、初めて干し柿にチャレンジしてみました。
ハマるといろいろ試してみたくなってしまう性質なので、 いろんな柿や干し方を試しました。
自分のための次回以降の覚え書きとして残すつもりですが どなたかのご参考になれば・・・

★干す柿
渋柿

初めて買ったのが直売所で買ったコレ、ずいぶん見た目が悪くて心配だったのですが できあがりは上々でした。
この干し柿がうまくできたことが、干し柿作りを加速させたと言えるでしょう。



また、山梨の、広い農地を管理されている方が、「干し柿要らないので、欲しい人とっていってください」と、柿もぎをさせてくれました。
山ほどとってきました・・・(^^;
かなり小ぶりな柿で、良い色でツヤツヤで、たしかに渋柿。
小ぶりなので乾燥が早かった気がします。
で、干し上がってから時間が経つと、水分が抜けてミイラみたいになった柿は、だいぶ固くなります。
好みの問題もあると思いますが、私はしっとりした干し柿が好きかなぁ~。
でも来年も来てくださいって言っていただけたので、また来年も行っちゃうんだろうなぁ~。
渋柿でも大玉のものは、買うと高いしね。



★干す前の準備

準備と言っても、皮を剥くだけなのですが・・・
皮はピーラーで剥くより包丁で向く方が好きかな-。
軸の周りはカーブがキツイので、他をピーラーで剥いても、結局は軸周りで包丁を出して剥いていました。

干す前に熱湯にくぐらせる、とかアルコールスプレーをして殺菌をする、という方もネットで見受けられましたが、どちらもなくても大丈夫な工程だと思います。


★干し方

まず、柿に軸が残っていなかった場合の干し方です。 初挑戦した柿には軸がありませんでした、
初挑戦でいきなりの難問。 で、竹串を買ってきて、ぐさっと刺し、竹串の両端に紐を付けて物干し竿に吊しました。



洗濯ばさみに紐を付け、物干し竿に取り付ける、という方式をとりましたが、
洗濯ばさみの噛みが甘くて、柿の重みでまるごと落下してしまうことが多かったです。
(キーキー怒りながら拾ったり洗ったりしました)
家にある洗濯ばさみをいろいろ比べてみると、同じような洗濯ばさみでもホールド力に差があるようで、しっかり竿にかみついてくれるモノを探しました。この点、来年はもっと研究の余地があるかも知れません。

また、「柿干しヒモ」なるものがあると言うことを知ったので、100均に似たヒモを探しに行きました。
2本の糸がよられたヒモの一部をほぐし、そこに柿の軸をはさんで干すもののようです。
本当の「柿干しヒモ」なら、ちゃんと柿の軸をホールドしてくれるのでしょうが、100均のヒモはヨリが甘くて スルスルッ!とほどけて柿が下に落ちたり、吊し方が不均等になったりして、すぐに使うのをやめてしまいました。


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評判の良い、専用のヒモ(縄)もあるようなので、興味のある方はお試しください。

最終的に私が最終的に私がたどり着いたのが「柿クリップ」。
アマゾンで送料を入れても1500円くらい、ちょっと高いかと思うなかれ、10本入りですし、何年も繰り返し使えると思えば安い安い!!

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気をつけることは「軸をT字に、短く切りそろえること」。軸が長いまま残っていると、うまくクリップの中に差し込めません。



また、向きを揃えて干すより、互い違いに干した方が、バランスが安定します。



【結論】
大きい実の柿のほうが作りやすいし、可食部も大きいので、作るなら大きい柿がオススメ!!
皮を剥いた後、お湯にくぐらせる工程はなくても大丈夫っぽい!
私は後半、お湯にくぐらせることをせず、しかも曇りの日が続いて「黴びてしまうかも・・・」と心配したのですが、結果として全ての柿にカビが発生することはありませんでした。



趣味の保存食作りに、ひとつバリエーションが増えました。
干し柿にする前に、柔らかくなりすぎてしまった干し柿は、そのまま食べても渋さを感じることがないので、そのままじゅるじゅる食べました。 また、ジャムも沢山作りました。干し柿のページなので余談にはなりますが、ラム酒やアマレットを入れて香りを付けた柿ジャムはなかなか美味しいです。もし、煮込んで渋さが戻ってきてしまったら、牛乳を入れると渋さが消えます。

本当は、じゅるじゅるの柿の、透明に美しいオレンジ色でジャムが作れれば最高なのですが…今後いい方法が見つかったらいいな。



<2023年2月>






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